FXプライムbyGMOの評判やメリット・デメリットを徹底解説

GMOフィナンシャルホールディングスに属するFXプライムbyGMOは、スキャルピング取引を公認しているなど様々な特徴があります。

ここでは、FXプライムbyGMOの概要やメリット・デメリット、口座開設の方法などについて詳しく解説していきます。

FXプライムbyGMOとは

FXプライムbyGMO(以下FXプライム)は、GMOグループのFX会社です。小額から取引可能で取引成功のためのツールがあること、スキャルピングが公認であることや高い約定率となっていることから、初心者から経験者まで幅広く利用されている会社です。

豊富な取引通貨種類

FXプライムが取り扱っている通貨種類はこちらです。

• 米ドル
• ユーロ
• ポンド
• 豪ドル
• NZドル
• 加ドル
• スイスフラン
• シンガポールドル
• 香港ドル
• 南アランド
• トルコリラ
• メキシコペソ
• ポーランドズロチ

FXプライムでは、初心者にも分かりやすいように通貨種類ごとに経済と金融についての情報や値動きの傾向が紹介されています。

FXプライムのスプレッド

FX会社を選ぶ上で、スプレッドを知ることは重要です。

もし売値と買値が同じであれば、購入後すぐに同レートで売却すると損失や儲けはゼロです。しかし、多くの場合は売値の方が低くなるため、同レートで売却すると購入時よりも損をすることになります。

だからこそ、スプレッドが低いという点がFX会社を選ぶポイントの1つになるのです。

では、FXプライムのスプレッドはどうなっているのでしょうか。

通貨ペア	午前8時から翌午前4時まで
米ドル/円	0.1銭（米ドル/円） ※1取引当たり10万通貨以下の場合
ユーロ/円	0.8銭
ポンド/円	0.8銭
豪ドル/円	0.9銭
NZドル/円	1.6銭
加ドル/円	1.7銭
スイス/円	1.8銭
SGドル/円	取り扱い休止中
香港ドル/円	取り扱い休止中
ランド/円	0.9銭
トルコリラ/円	4.8銭
メキシコペソ/円	0.5銭
ズロチ/円	取り扱い休止中
ユーロ/ドル	0.6pips
ポンド/ドル	1.8pips
豪ドル/ドル	1.4pips
NZドル/ドル	1.9pips
ユーロ/ポンド	1pips
ユーロ/豪ドル	1.9pips
ポンド/豪ドル	1.9pips

FXプライムは取引時間によってスプレッドが異なりますので注意しておきましょう。

FXプライムの良い評判とメリットをご紹介

FXプライムはユーザーからの評判がよく様々なメリットがあります。

今回は特に見逃せない4点に絞って、ご紹介します。

1. スキャルピングOK
2. 約定力が高いと好評！
3. 簡単に自動取引をする事ができる
4. 1,000通貨単位からの少額取引が可能

１.スキャルピングOK

FXプライムの特徴であり、大きなメリットでもあるのが、スキャルピングが公認であるという点です。

短時間で頻繁に繰り返し取引を行うことでシステムに負荷がかかるなどの理由で、スキャルピングを禁止しているFX会社は珍しくありません。スキャルピングが発覚すると口座凍結という厳しいペナルティのあるFX会社もあります。

しかし、FXプライムではサーバーダウンを防止する対策が取られるなどで、スキャルピングOKとなっているのです。

プロのトレーダーは、スキャルピング取引を行うことが多くなっています。だからこそ、スキャルピングOKなFXプライムが選ばれていると言えるでしょう。

２.約定力が高いと好評！

FXプライムは、99％以上という高い約定力が魅力です。

約定力が低いと、希望金額と離れた金額で取引が成立してしまうことがあります。トレーダーにとって不利な条件での取引となれば、想定外のコストがかかることになります

つまり、約定力が高いということは想定外のコストが発生することなく安定した取引ができるだけでなく、短期取引を繰り返すスキャルピングで確実に利益を出すために重要なポイントになるのです。

３.簡単に自動取引をする事ができる

FXプライムには、ちょいトレFXというサービスがあります。自分で作れるシステムトレードで、プログラミング知識がなくてもマウス操作で簡単にストラテジーを作成でき、簡単に自動取引が始められます。

また、FXプライムが厳選したストラテジーを選択することもできます。

ウェブブラウザで利用できるため、インストールの必要はありません。また、スマホからの運用状況確認やストラテジー運用開始・停止などの操作が可能です。3つのシンプルなメニューで見やすく使いやすくなっています。

初心者でも簡単に始められるよう、ガイド付きのテクニカル指標やバックテストなどサポート機能を搭載。

初心者から上級者まで満足できるサービスになっています。

４.1,000通貨単位からの少額取引が可能

1,000通貨からの取引が可能となっており、米ドル/円が135円なら5,400円から始めることができます。

10,000通貨からの取引となっているFX会社と比較すると、10分の1の資金で取引ができるのです。

リスクが怖い方や初心者の方も安心して始められるでしょう。

FXプライムの評判が悪い点・デメリットをご紹介

FXプライムを利用する前には評判が良い点だけでなく、デメリット・注意しなければいけない点についてもチェックしておかなければいけません。

ここでは、3つのデメリットを紹介します。

【デメリット1】取引手数料がかかる

FXプライムは手数料無料となっているのですが、実は10,000通貨未満の取引では取引手数料として1通貨当たり3銭の手数料がかかります。

少額取引が多くなると発生する手数料もどんどん積み重なっていきますので注意しなければいけません。

【デメリット2】スプレッドが広め

FXプライムのスプレッドは、他社と比較してお得な設定にはなっていません。

例を挙げてみましょう。

	FXプライム	A社	B社
米ドル/円	0.1銭(1取引10万通貨以下) （2023.6時点)	0.2銭	0.2銭
ユーロ/円	0.8銭 （2023.6時点)	0.5銭	0.5銭

米ドルは10万通貨までなら0.1銭とお得ですが、ユーロはスプレッドが広め。

大きな差ではありませんが、スキャルピングを中心とした取引をするなどスプレッドを重視する方は気を付けておきたいですね。

【デメリット3】ロスカット手数料がかかる

FXプライムでは、ロスカット時に手数料が発生します。

FXプライムでは、証拠金維持率が80％を下回った際に以下の手数料がかかります。

南アフリカランド/円	メキシコペソ/円	その他通貨ペア
0.5銭	0.5銭	5銭

1万通貨未満の取引時にロスカットが生じると、取引手数料とロスカット手数料の両方が適用されることになります。

FXプライムの取引ツールの紹介

FXプライムは、取引成功のための便利なツールが用意されています。初心者から上級者まで満足できる豊富なラインナップをご紹介します。

PC版ブラウザ

PCブラウザ版の取引ツールは、インストール不要でブラウザ上で操作ができます。

ネット入金24では取引口座に提携金融機関から24時間振り込めます。

ハイスピード注文

極限までスピードを追求した即時発注ツールで、スキャルピングに最適です。FXのプロトレーダーも認めた約定力で、ストレスなく取引ができます。

保有ポジションの決済も全決済ボタン1つですべて決済でき、確認画面を非表示に設定できるため1クリックで完了可能です。

PCブラウザ版、スマホアプリから利用できるツールであり、ダウンロードをする必要はありません。

また、複数画面の軌道に対応しているので使いやすいレイアウトを作ることもできます。

FXスマホアプリ「PRIMEアプリS」

スマホアプリである「PRIMEアプリS」は、以下の特徴があります。

• ハイスピード注文
• ぱっと見テクニカル
• 生体認証機能
• プッシュ通知機能

ハイスピード注文はチャートを見ながらワンタップで即時発注ができます。

また、ぱっと見テクニカルは1タップで相場予測が出来るチャート分析ツールで、過去12年分のチャートから現在のチャートを比較して瞬時に分析してくれます。初心者にもすぐわかると評判です。

生体認証機能があるためID/パスワードの入力が不要となり、ワンタップでログインできます。

レート通知やレート変動幅通知、経済指標通知などリアルタイムで知らせるプッシュ通知機能は、通知のON/OFFがワンタッチで選べます。

iPhone/Android/iPad 取引ツール（ブラウザ）

スマートフォンやiPadのブラウザ版である取引ツールでは、取引画面にアクセスするだけで注文や注文訂正、取引取り消しなどの操作が可能です。

取引メニューはアイコンで一覧表示されており、見やすいデザインとなっています。また、全通貨レートが1画面で見られるため、簡単にレートチェックができます。

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の違い

FXプライムとGMOクリック証券は、どちらもGMOフィナンシャルホールディングスの子会社です。ではどちらを選んでも同じだと考えるかもしれませんが、中身は大きく異なっています。

ここでは、FXプライムとGMOクリック証券の違いについて5つのポイントから解説していきます。

金融商品の種類

FXプライムとGMOクリック証券では金融商品の種類が異なります。

FXプライム	GMOクリック証券
FX	FX、株式投資、先物取引、 債券、投資信託、BO、CFO投資

FXプライムは、FXに特化した会社なのです。

約定率

約定力（約定率）99％以上とかなり高いものとなっていますが、GMOクリック証券の約定率は70％程度です。

取引単位

FXプライムは1,000通貨からの少額取引が可能ですが、GMOクリック証券では1,000通貨（※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位）からの取引となります。

用意する資金が変わってきますので、しっかり押さえておきましょう。

自動売買

FXプライムでは、ちょいトレFXというサービスによって自動売買が可能となっています。GMOクリック証券には自動売買サービスはありません。

スワップポイント、スプレッド

スワップポイントについては、FXプライムは受け取り多めですが、GMOクリック証券は支払い最小です。

また、スプレッドはGMOクリック証券の方が狭くなっているので、デイトレードに向いていると言えるでしょう。

口座開設の流れや必要な書類について

FXプライムの口座開設手続きは、次の3ステップとなっています。

では、それぞれの流れについて確認していきます。

まずはコチラのボタンから公式サイトに行きましょう。

STEP1：口座開設手続き

公式サイトの「今スグFXをはじめる!!」ボタンをクリックしましょう。

オンライン口座開設より新規口座開設手続きをします。

申し込む際に必要となる主な入力項目を確認しておきましょう。

	項目
基本情報	名前、性別、生年月日、住所、 連絡先電話番号、居住国など
勤務先	職業、外国為替保証金取引業従事について
投資に関する質問	収入源、金融資産、投資の経験、投資の目的など

受付が終了すると、確認メールが届きます。

STEP2：本人確認書類の送付

本人確認書類は、次の4つの方法から選択し送付します。

• アップロード
• メール
• 郵送
• FAX

必要となる本人確認書類についてチェックしておきましょう。

次の書類一覧の中から2種類の画像コピーを送ります。

書類	概要
運転免許証	裏面に変更の記載がある方は、表裏の両面のコピー
健康保険証	現住所、氏名、生年月日、有効期限が記載された面のコピー
パスポート	顔写真入りのページおよび現住所が記載されている 所持人記入欄のコピー
在留カード	現住所、氏名、生年月日、有効期限が記載された面のコピー
特別永住者証明書	現住所、氏名、生年月日、有効期限が記載された面のコピー
住民基本台帳	現住所、氏名、生年月日、有効期限が記載された面のコピー
住民票の写し	交付から6ヶ月以内に発行されたもの
印鑑登録証明書	交付から6ヶ月以内に発行されたもの

文字が判読できないなど鮮明に映っていない場合は再送付しなければいけなくなります。

送付前には、はっきりと文字が確認できるか、小さな書類は1.5倍に拡大する必要もありますので、しっかりチェックしましょう。

また、スマートフォンでの本人確認(eKYC)も可能です。こちらのサービスでは、スマホのカメラで必要書類を撮影することで本人確認ができます。

eKYCを利用するためには、運転免許証が必要となります。申し込み完了後に表示されるQRコードを読み取り、本人確認をタップして進みましょう。

本人確認ができた後は、メールでお客様IDとパスワードについての案内が届きますので、設定に進んでください。

STEP3：銀行口座振り込み・入金完了後に取引開始

指定の銀行口座に振り込みをすることで入金が完了し、取引できるようになります。

口座開設のためにはマイナンバーの提出が必須

FXプライムでは、口座開設時あるいは口座開設後、HP上の提出フォームからマイナンバーの提出が必要になります。

口座開設時にマイナンバーを提出する際には、本人確認書類提出画面の後にマイナンバー提出画面が表示されます。

また、口座開設時にマイナンバーの提出をしなかった場合は口座開設通知書受領後にFXプライムのホームページにログインすることで提出可能です。

マイナンバーの提出は、アップロード、FAX、郵送の3つの方法から選択できます。

FXプライムはスキャルピングで稼ぎたい人にオススメ

FXプライムは、スキャルピング公認となっているのでスキャルピングで稼ぎたい人にオススメできるFX会社です。

また、ツールが充実していて分かりやすい内容になっていること、1,000通貨からの取引ができることから、初心者にもオススメです。

一方、スプレッドが広めであること、10,000未満の取引では手数料が発生することを考えると、取引コストを抑えたい人には向いていないかもしれません。

ただ、自動売買が可能で情報提供料も豊富という特徴もありますので、FX上級者の方も一度チェックしておきたいFX会社です。